歌の中山 清閑寺 
(京都市内より五条通を東へ、東山トンネル手前を将軍塚の方へ入ってすぐ)
 
清閑寺へは清水寺の舞台の下から、南へ抜ける山沿いの小道をたどると山門へ出ます。
訪れる人も少なく、境内に佇むと平家物語「小督の局」の悲恋がしのばれる。

小督は高倉天皇の寵愛を受けたが、中宮徳子の父平清盛に追われ嵯峨野へ隠棲し、
後ここで尼となり21歳でなくなっています。

ここに近年まであった郭公亭では、幕末、西郷隆盛と清水寺成就院の僧月照が謀議をしています。