インクラインの桜

     明治23年琵琶湖疏水が造られたころ、京都の物資運搬に重要な役割を果たしたインクラインも、
    今は市民からも忘れられ、桜の季節だけが花見の散歩道となっています。

    インクラインの上の広場に立つと、桜の間から春霞たなびく市内が一望され、正面木立の中に
少し見える朱色が平安神宮大鳥居です。