紫宸殿

紫宸殿の前にある左近の桜は散り果て、すっかり葉桜となっていました。
紫宸殿は御所の正殿で、天皇の即位礼や節会などの重要な儀式が行われてきました。
今も正殿の正面中央には、天皇の高御座と皇后の御帳台が置かれています。

現在の建物は、1855年の造営で、桧皮葺の屋根と高床式の純和風宮殿建築に、
平安朝の寝殿様式が伝えられています。