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見真大師遷化の旧跡 虎石町 
  
     
見真大師とは親鸞聖人のことで、弘長2年(1262)この地にあった善法院にて90歳で遷化されました。
親鸞が愛した伏せ虎に似た庭石は、このとき涙を流して悲しんだと伝えられ、
今もこの町内を「虎石町」と呼びます。
この虎石はその後秀吉によって聚楽第から伏見城へと移されます。
さらに深草宝塔寺を経て、宝永6年(1709)東大谷本廟に移り、今も親鸞聖人の御霊を守っています。
写真の後ろの建物は、柳馬場通り押小路の御池中学校です。
元は明治2年日本で最初の小学校として建てられた旧柳池小学校でした。