鞍馬寺 阿吽(あうん)の虎 
 
         
                
  鞍馬寺といえば、お正月初寅の日は福を受ける人々でにぎわい、
この日には可愛い阿吽の虎のお守りが授与されます。
宝亀元年(770)鑑真和上の高弟鑑禎上人は、夢のお告げにより寅の月、寅の日、寅の刻に
この山で毘沙門天を拝して草庵を結び、後に鞍馬寺となりました。
毘沙門天のお使いは虎であり、本殿・金堂の前には、狛犬の代わりに阿吽の虎の石造が置かれています
山内には牛若丸伝説の史跡も多く残されています。

十三詣りで有名な嵐山法輪寺にも、牛と虎の1対の狛犬があります。