寂光院本堂

 寂光院の入口から苔むした石段を登り、
ささやかな門をくぐると本堂に出ます。

建礼門院は安徳天皇と平家一門の菩提を弔い、この寺で余生を過ごしました。

慶長年間淀殿によって建てられた旧本堂は、
平成
12年5月放火によって焼失、
今の建物は平成17年に桃山様式の昔通りに再建されました。

旧ご本尊で重文に指定されている六万体地蔵菩薩は、
火災による損傷激しく収蔵庫に安置され
今本堂には新しく作られた日本一背の高い地蔵菩薩立像と
建礼門院、阿波内侍の木像が祀られています。