根本中堂(国宝)
根本中堂は延暦寺の総本堂で、伝教大師作と伝えられる本尊薬師如来が祀られています。
建物は寛永19年(1642)徳川家光によって再建されました。 朱色の回廊を通り、堂内に入ると荘厳な雰囲気の内陣には、 開創以来1200年の間絶えることなく 守り伝えられてきた不滅の法灯があります。
参拝者の座る外陣からは、内陣は3m低くなっており、仏や法灯の位置が参拝者の目の高さとなるよう配慮され、 仏も人もひとつという仏教の精神を伝える天台寺院建築の特徴が見られます。