大講堂(重文)
比叡山の歴史をひも解きますと、最澄は767年、三津首百枝を父として大津市に生まれ、
15歳のとき得度、19歳で比叡山に入り 延暦7年(788)22歳で比叡山寺を建立しました。
延暦23年(804)最澄は唐へ渡り、天台、密教、禅法を学び、帰国後天台宗を開きます。
弘仁13年(822)最澄入寂、翌年戒壇院設の設立が許され、比叡山寺は延暦寺となりました。
この大講堂は僧侶たちの学問修行の道場で、以前の建物は昭和31年焼失し、
山麓坂本の讃仏堂を昭和38年移築し再建されました。