法華総持院東塔と阿弥陀堂

　根本中堂から大講堂、戒壇院を巡り、緩やかな坂道と石段を登りつめた所に
丹塗りのあでやかな建物が並んでいます。

伝教大師（最澄）は日本全国6箇所の聖地に宝塔を建立し、この東塔はそれらの中心をなす重要な建物でした。
比叡山焼き討ちで焼失したものを、昭和55年400年ぶりに再建されました。

阿弥陀堂は昭和12年、日野法界寺の阿弥陀堂を模して建立され、
堂内には丈六の立派な阿弥陀如来が安置されています。