千日回峰行者の草鞋

   元三大師堂の横に、千日回峰行者が履き潰した古草鞋が吊り下げられています。
     
それを履く行者は蓮華台の上に坐す仏であることを意味しています。 
     千日回峰を満行した行者には、この草鞋を履いたままでの京都御所への
土足参内が許されます.
               
130キロを行するための丈夫で特殊なこの草鞋は、
伝統を継ぐ地元坂本の人の手によって作られています。