旧長浜駅舎

明治15年9月北陸線敦賀までの始発駅として開業した国鉄最古の駅舎で、
第1回の鉄道記念物に指定されています。
建物は今盆梅展でにぎわう慶雲館の前にありますが、当時はここまで湖に面しており、
太湖汽船との連絡待ちのターミナル駅として、待合室も広く設計されています。
翌16年には、路線は東へ関ヶ原まで延長されました。
そして明治22年4月に東海道線は新橋〜長浜間が結ばれ、
7月には新橋〜神戸間が開通し、琵琶湖の交通も陸へと移っていきました。