伏見人形 卯 卯年にふさわしい福袋を背負った可愛らしい伏見人形です。 関ヶ原の戦いで敗れた宇喜多秀家の家臣鵤(いかるが)幸右衛門が、 元和年間(1615〜23)深草の里に隠棲し創作したものと伝えられています。 伏見人形の庶民的で素朴な形は、全国に約90種ある土人形の原型と言われます。 江戸時代末頃には、伏見街道沿に60軒の店が並んだ窯元も 今は寛延年間(1750)創業の丹嘉のみが伝統を今に伝えています。 西暦の誕生年を12で割って、余りが7になる人は卯歳です。