金戒光明寺 紫雲の庭

 法然は比叡山の黒谷青龍寺での修業を経てこの地に
草庵を結んだといわれ、黒谷さんとしてしたしまれています。

ここの紫雲の庭は法然上人800回遠忌を記念して造られ、
法然上人の一生を表しています。

法然は美作の国に生まれ、幼くして父を失い、15歳で比叡山に入ります。
その後43歳になって京へ下り浄土宗を開きますが、旧仏教側からの迫害を受け、
さらに住連、安楽の事件で後鳥羽上皇の怒りをかい、75歳のとき讃岐へ流されています。

庭は「幼少時代・美作の国」「修行時代・比叡山延暦寺」「浄土開宗・寺門興隆」からなり,
右手苔の中ほど奥にある巨石は法然を表しています。


 紫雲の庭