伏見湊公園

 この辺りは昔の伏見港でした。
平成6年開港400年を記念して港の跡を公園とし
体育館、プール、テニスコートなど市民憩いの場所となりました。

 公園の裏手、宇治川派流のほとりには昔の港の様子が復元され、三十石船も置かれています。
 三十石船は米30石、米俵にして75俵を積むことができることから呼ばれ、
淀川大阪〜伏見間を上りは曳き船で1日を要しましたが、
下りは流れに任せて半日で大阪まで人を運びました。

 宇治川派流に沿ってさかのぼれば、角倉了以記念碑、寺田屋南浜、
龍馬とお龍の愛の旅路の像など風情ある歴史の小道が続きます。

                                              上流から流れ来る宇治川派流はここで       
             宇治川派流沿い遊歩道                   Y字型に分かれ、船は左閘門へ入り、
                                              右本流はそのまま淀川に注ぎます。