海津大崎の桜
湖西の北部マキノ町にある海津大崎の岩礁は、琵琶湖八景のひとつに数えられ、
その湖岸に沿って延長4kmに及ぶ600本の桜並木は
「日本のさくら名所百選」に選ばれています。
春風に吹かれて散る桜の花びらは湖面にたゆたい、
桜の間に遠く西国霊場竹生島浮かびます。
この桜は湖岸の道路工事に作業員として携わっていた宗戸清七さんが、
自費で桜の苗を植え始めました。
大崎トンネルが完成した昭和11年、海津村がその植樹を引き継ぎ、
現在の桜並木が生まれました。
近くには大崎の観音で親しまれている大崎寺や、義経の隠れ岩などの名所があります。
海津大崎 桜並木 遊覧船と竹生島