斎王代
     
  女人列の中心は、御腰輿(およよ)に乗り桧扇を手にした十二単姿の斎王代です。
  
斎王は賀茂社に巫女として奉仕した未婚の内親王や女王のことで、
平安時代、嵯峨天皇の有智子内親王に始まり、その後約400年間続きましたが、
後鳥羽天皇の承久の乱で途絶えました。

昭和31年斎王の代理としての斎王代が復活し、葵祭のヒロインとして毎年注目を集めています。