上賀茂神社 楼門
 
上賀茂神社は正式名称を賀茂別雷(かもわけいかずち)神社と呼び、下鴨神社のご祭神玉依姫が
賀茂川で丹塗りの矢を拾い、身ごもって生まれたのがここのご祭神別雷命と伝えられています。

上賀茂、下鴨両社の創建は6世紀のころに遡り、平安遷都後は王城鎮護の神として朝廷からの厚い
信仰を受けます。世界遺産にも登録され、古式を伝える本殿、権殿は文久3年(1863)の建立で国宝、楼門は
寛永5年(1828)に再建されたもので手前の玉橋とともに重要文化財に指定されています。