都久夫須麻神社 本殿(国宝)

 本殿は、秀吉が伏見城に建てた日暮御殿を移したものと伝えられています。
ご祭神は市杵島比売命(弁才天)・宇賀福神(龍神)・浅井比売命の三柱です。

平家物語では、木曽義仲との戦いに北国へ向かう平経正が、
竹生島へ立ち寄り戦勝を祈願してここで琵琶を弾じています。
謡曲にも龍神、天女の舞遊ぶ優雅な竹生島が描かれています。

拝殿には湖を望み、琵琶湖の水神・龍神を拝する場所が設けられ、
その左右に阿吽の龍が祀られています。

その岩頭に鳥居が設けられ、かわらけを投げて
それが鳥居を抜けると願いが叶うとされています。
鳥居への道はかわらけが積もり白く光って見えます・

  龍神拝所                           かわらけ投げ 鳥居