大洞弁財天(長寿院)
大洞弁財天の豊麗なお姿は商売繁盛の神として信仰を集め、
日本3弁財天のひとつに数えられています。
この寺は4代井伊直興が、元禄9年(1696)彦根城の守りと鬼門除けを兼ねて建立しました。
本堂は彦根日光ともいわれ、
直興は日光東照宮の造営を担当した地元甲良大工を用い、
日光に続いてこの御堂を完成させました。
重要文化財に指定されている本堂の欄間には
、眠り猫、象などの極彩色の見事な彫刻が見られます。
本堂の建築にあたり、直興は約26万人に及ぶ庶民の人々から1文ずつの費用を集め、
民衆の力で造り上げた記録が寄進帳に残されています。
二天門を通して正面に額縁の彦根城が望めます。
彦根日光 大洞弁財天本堂 二天門
二天門から正面彦根城 二天門 堅牢地神