渡月橋   
 
亀山上皇が「くまなき月が渡るに似たる」と称され名付けられた渡月橋、
その向こうにこんもりまるく色づいて見える山は嵐山です。
しかし昔はこの辺り一帯の山を含めて全て小倉山と呼んでいました。

紅葉で賑わう人の波も引いた秋の夕暮れは、
古の和歌や文学をしのぶにふさわしい物悲しさを覚えます。
鷺が1羽じっと川面を見つめていました。

大堰川沿いの紅葉が晩秋の風情をとどめています。

  散るのみの紅葉となりぬ嵐山 王城

                     大堰川河畔の紅葉                         紅葉の嵐山 

          

紅葉船                                    鷺