妙心寺

 南の総門をくぐり妙心寺の境内に入ると、
写真のように手前から三門、仏殿、法堂と伽藍が並んでいます。
人影も少なく、静かなたたずまいが禅寺を感じさせます。

妙心寺は花園上皇の離宮を禅寺に改められたもので、
臨在禅宗妙心寺派の大本山として全国に3500の末寺を有し、
境内にも46の塔頭があります。

三門、仏殿、法堂はいずれも重要文化財で、
法堂の天井には狩野探幽の筆になる「八方にらみの龍」が描かれています。
参道の横にある浴室(重文)は明智風呂と呼ばれ、
光秀の叔父密宗和尚が、光秀追善のために建てたものと伝えられています。

                 法堂                                 三門     

                           

玉鳳院前の僧たち                            明智風呂