毘沙門堂 枝垂れ桜

山科駅から北へ歩いて約20分、琵琶湖から流れてくる山科疏水を渡ると、
山裾に木立に包まれて天台宗五箇室門跡のひとつ
毘沙門堂があります。

ご本尊の毘沙門天は、伝教大師が延暦寺の本尊薬師如来を造られた余材で、
自ら刻まれたものと伝えられています。

宸殿の前に白い鶴が羽を広げたように枝を張る枝垂れ桜は、
樹齢100年を超え般若桜とも呼ばれ、
京都市内からこの地に寺を移して以来約350年、現在の桜は5代目になります。

門跡寺院として閑静なたたずまいの毘沙門堂も、
桜と紅葉の季節には多くの人が訪れます。
この日は舞妓さんの姿も見られました。

                    般若桜                            桜を背景に舞妓さん  

          

                  毘沙門堂 本堂                      山科疏水 桜と菜の花