大石神社 大石桜

山科の西山ふもとに大石神社があります。
大石内蔵助は赤穂城明け渡しから吉良邸討ち入りまでの
1年4カ月をこの地に隠棲いたしました。

浪曲師吉田奈良丸は大石の義挙を讃え、
昭和10年内蔵助ゆかりの地に大石神社を創建しました。

その時この地にあった枝垂れ桜を神木として神前に移し、
今大石桜として見事な花を咲かせています。
大願を成就した大石にあやかり、大石願掛けの像も人気があります。

隣の岩屋寺には内蔵助の念持仏不動明王が祀られ、
浅野長矩の位牌や四十七士の木像が残されています。

義士討ち入りの12月14日には毎年山科義士祭が行われ、
毘沙門堂から大石神社まで四十七士の行列が行進し、歳末の風物詩となっています。

                  大石神社                            大石願掛け像      

          

               大石内蔵助隠棲の跡地                         岩屋寺山門