新島襄旧邸

新島襄旧邸は御所の東側、寺町通りに面して建っています。
明治8年新島襄はこの地にあった高松邸を借りて、生徒8名で同志社英学校を開きました。
同志社発祥の地であり、学校は翌年薩摩藩邸のあった現在の今出川キャンバスに移ります。

その後に自宅として建てたのが、今の新島襄旧邸です。
外観はコロニアル様式を取り入れながら、和洋折衷の当時としてはモダンな建物です。

NHK大河ドラマ「八重の桜」の主人公八重は、
明治4年会津から兄山本覚馬を頼って入洛します。
明治9年新島襄と結ばれ、京都で最初のキリスト教での結婚式を挙げました。

八重はこの屋敷で新婚生活を送り、明治23年襄が亡くなって後も
裏千家師範、日本赤十字社看護師として活躍、
昭和7年84年間の波乱に満ちた生涯をここで終えました。

新島襄旧邸 正門                             書斎   

          

応接間                                新島会館正門