役行者山

役行者山では宵山16日の午後
山の前で聖護院山伏による護摩焚き供養が行われます。

山伏達が到着すると山の前で問答が交わされ、
弓矢を放つ所作をして邪気を払い、護摩木に火が点じられます。
真夏の暑い街の中に、煙が立ちこめると荘厳な雰囲気に包まれ、
煙は観客の厄や穢れを落としてくれます。

役行者山は修験道の創始者役小角を祀ります。
その昔役小角は一言主神に命じ、葛城山と金峰山の間に石橋を架けた伝説に由来します。
会所にはご祭神三体が祀られ、真ん中の神変大菩薩が役小角です。

会所の写真の一番手前に架けられているのは、朝鮮の軍旗を2枚合わせた「昇竜波濤文」の見送りです。
奥の庭には役行者が腰をかけたと伝えられる「役行者腰かけ石」もあります。

役行者山 16日の聖護院山伏の護摩焚き                手前見送 「昇竜波濤文」

          

 ご祭神 一言主神 神変大菩薩 葛城神             役行者山の巡行