東本願寺 御影堂門 羊の彫刻 

 平成23年の「宗祖親鸞上人七百五十回御遠忌」に合わせて行われた
御影堂修復工事は完成し、
 今阿弥陀堂と御影堂門の工事が進められています。

 昨秋の報恩講にお参りした東本願寺のギャラリーに、
工事中の御影堂門から取り外された未の彫刻が陳列されていました。
 普段は見ることのできない彫刻に、未年の御縁を感じカメラに収めました。

 東本願寺は、元治元年(1864)の禁門の変による兵火で堂宇は焼失し、
御影堂門は明治44年に再建されました。
昨年の調査によると門の高さ27mは、
日本の山門(三門)の中で最も高いものであると発表されました。
 門をくぐり正面にある御影堂は、明治28年の建立で、
間口76m、奥行き58m、高さ38mあり、世界最大の木造建造物です。

 私が訪ねたときには阿弥陀堂の修復現場で、
大屋根ふき替えの様子も目近に見学することができました。

 阿弥陀堂の工事現場から見た御影堂門                   報恩講法要の御影堂  

             

工事中の阿弥陀堂                              烏丸通りの紅葉