源光庵 丸窓角窓

昨秋のJR東海キャンペーン「そうだ京都へ行こう」のポスターに
この丸窓と角窓が取り上げられ人気を集めました。

丸窓は「悟りの窓」と呼ばれ人のありのままの姿をあらわし、
角窓は「迷いの窓」として、人の生涯における生老病死と四苦八苦をあらわしているといわれます。

源光庵は貞和2年(1346)大徳寺の徹翁義亨によって開かれた臨済宗のお寺でしたが、
江戸時代に曹洞宗に改宗されました。
座敷の窓ひとつにも禅の教えが伝わってきます。

源光庵は京都の北、鷹峯にあります。
鷹峯は元和元年(1615)本阿弥光悦が御土居の外、北側の原野を家康からもらい受け、
一族とともに光悦芸術村を開いた土地です。

今年はそれから丁度400年、各地で行われている琳派展のここは原点でもあります。
ここの寺にも血天井があり、足形もはっきりと残されています。

伏見城 血天井                             血天井木札     

              

  鶴亀の庭                           源光庵山門