横田の渡し 常夜灯
湖南には三山を巡るついでに寄ってみたい隠れた名所があります。
湖南市から野洲川上流を甲西市に入ったところが昔の横田の渡しです。
旅人はここを船で渡り、燈籠の灯が旅の目印となりました。
文政5年(1822)に建てられ、高さ10.5mの石燈籠は東海道でも最大級のものです。
善水寺の近く岩根山中には、
磨崖不動明王尊と呼ばれる自然石に彫られた石仏があります。
江戸時代に造られたもので、像高は425㎝、肘幅210㎝ 顔幅80㎝あり、
間近で拝すると巨大な迫力を感じます。
長寿寺の近く、湖南市平松の美松山には
名前のごとく傘の開いたような美しい形の「うつくし松」自生地があり、天然記念物に指定されています。
下から枝分かれした特異な姿は、劣性遺伝によるものといわれます。
横田の渡し 野洲川 磨崖不動明王尊
美し松