菓祖神社 山蔭神社 神龍社

境内を山手にたどると、
菓子にゆかりの深い田道間守(たじまもり)、林浄因を祀る菓祖神社があります。
昭和32年京都菓子業界により創建されました。
田道間守は垂仁天皇の命で常世の国から、橘の実(ときじくのみ)を持ち帰りましたが、
その時既に天皇は崩御されており、陵前で後追い自殺をします。
林浄因は宋から初めて饅頭を日本に伝えました。

山蔭神社は昭和34年、料理関係者によって料理飲食の神として創建されました。
祭神の藤原山蔭は吉田神社を創建するとともに、
日本で初めて調理、味付けをした、四条流包丁の創始者でもあります。

神龍社には、唯一神道の創始者吉田兼倶が祀られています。

大元宮への道の途中には、吉田神社の社家であった鈴鹿野風呂の
「神丘に啼く鶯の﨟たけて」の句碑があります。 

 
 菓祖神社 本殿   包丁 料理の祖神 山蔭神社
   
吉田兼倶を祀る神龍社   鈴鹿野風呂 句碑