餅上げ力奉納

 一般参拝者の一番期待を集めるのがこの餅上げ力奉納です。
こちらの歴史は浅く、昭和も戦後に始められたものです。

五大明王の霊験を授かるため、大きな餅を持ち上げ無病息災、身体堅固を祈ります。

今年は12時から女性16名、13時から男性36名が
金堂前に設けられた舞台の上で力を競いました。
 2段重ねの紅白の鏡餅は、男性用が150㎏、女性用が90㎏あり、
それぞれの持ち上げ時間を競います。
男女とも大半の出場者が持ち上げることもできず失格となる中で、
優勝者は男子が4分25秒、女子が5分48秒の持続記録を残しました。

優勝者には鏡餅の上部、2位には下部の半分、3位にはその半分が授与されたそうです。

金堂の前に置かれている「おかげ餅」は、1石のもち米で造られており、
触ると1年間無病息災でおられるというご利益があります。

              奉納された大鏡餅                      金堂前 餅上げ会場                 

         

 おかげ餅                           男性奮闘中