境内散策

この日の醍醐寺境内は無料で開放されています。
一番奥の池のそばに朱塗りの弁天堂があります。
今は寒々しいですが桜や紅葉のころが美しいです。

五重塔(国宝)は天暦5年(951)に建立された京都市内で最も古い建物です。
高さ38.2mは現存の塔では4番目に高く、相輪が全体の3分の1を占め、
均整の取れた優美さは、日本の3名塔の一つに数えられています。

観音堂(旧大講堂)は西国11番札所として、准胝観音が祀られています。
西門(仁王門)は慶長10年(1605)秀頼によって再建され、
仁王像(重文)は平安後期の仏師勢増、仁増の作です。

三宝院 勅使門(国宝)は、秀吉醍醐の花見の翌年、慶長4年(1599)に建立され、
平成23年の修復を終え黒漆に金箔を施した桐と菊の紋も美しく、桃山時代を代表する建造物です。

  五重塔                   観音堂(旧大講堂) 

          

仁王門                             三宝院 勅使門(唐門)