花笠巡行

24日後祭りの山鉾巡行が市役所の前を通り過ぎたころ、
寺町通りでは南から北へ進む花笠巡行が見られます。

昭和41年前祭と後祭が統合されて17日に行われるようになったとき、
24日の後祭を飾る行事として山鉾の原型である花笠巡行が始められました。

子供神輿を先頭に、神饌花笠、神饌行列、子供武者行列、
獅子舞、織商組合花笠、御茶屋組合花笠、
鷺舞、祇園ばやしと行列が続きます。

織商組合の花笠には、「着物の女王」に選ばれた女性が上古の衣装姿で参加します。
御茶屋組合花笠には、例年2花街からきれいどころが艶やかな姿を見せます。

鷺舞は昔祇園祭に奉納されていたものが江戸中期に途絶え、
山口県津和野で伝えられていた鷺舞が、京都へ里帰りして復活いたしました。

この花笠巡行は、女性や子供が中心で
芸能的色彩が強く華やかな雰囲気が漂います。
 

寺町を行く子供神輿                               鷺踊り          

           

 着物の女王                               神饌行列