知恩院 境内散策

徳川家康は慶長8年(1603)この寺を母於大の方の永代菩提寺としました。
境内には徳川家ゆかりのお堂や墓が残されています。

正面の三門は国宝で、元和7年(1621)徳川秀忠の寄進により建立された日本最大の三門です。
三門に続く急な石段を男坂、右手緩やかな石段を女坂といいます。

境内正面の御影堂は、浄土宗の開祖法然上人の御影を祀る本堂です。
寛永16年(1639)徳川家光によって建てられましたが、
現在は改修工事が行われており、平成30年まで素屋根に覆われてその姿を見ることはできません。

境内の西にある阿弥陀堂には、高さ2.7mの本尊阿弥陀如来坐像の金色のお姿が拝せられます。
山手の鐘楼には、高さ3.3m、直径2.8m、重さ約70トンの大梵鐘があり、
方広寺、東大寺の鐘とともに3大梵鐘に数えられています。

女坂 参道                            御影堂(国宝) 現在工事中      

           

 阿弥陀堂 ご本尊                           梵鐘・鐘楼(重文)