八幡山城址 瑞龍寺へ
琵琶湖の東岸、近江八幡には豊臣秀次の築いた八幡山城址があり、
そこに秀次の母日秀尼が建てた村雲御所とも呼ばれる瑞龍寺があります。
八幡山へは、日牟礼八幡宮の鳥居をくぐり参道を進むとロープウェーの駅に出ます。
標高272mの山頂駅まで約4分、眼下には近江八幡の城下が広がります。
秀次は秀吉の姉智の子として生まれました。
天正13年(1585)秀次は18歳の時、近江八幡43万石を与えられ、
3年前信長の死に伴い炎上した安土城に代わりここ八幡山に山城を築きました。
碁盤の目状の城下町を整備し、安土の町から商人らを移し、
楽市楽座を施行し自由商業都市としての繁栄は、後の近江商人誕生にもつながります。
秀次の在城はわずか5年で、天正18年(1590)尾張・伊勢100万石の
大名となって尾張清州城へ移り、後に京極高次が入城しました。。
日牟礼八幡宮 鳥居 八幡公園 豊臣秀次銅像
八幡城山城址へのロープウェー ロープウェーから見た 近江八幡城下