方広寺大仏殿跡
 

文禄4年(1595)秀吉は、この地に奈良の大仏よりも大きい高さ19mの金箔漆、
漆喰塗りの木像大仏を造りました。大仏殿の建物は高さ50m、間口82m、奥行57mありました。
 
しかし、慶長元年(1596)の大地震、慶長7年(1602)の火災、寛文2年(1662)の地震、
寛政10年(1798)の雷火に遭いその都度再建されましたが、最後に造られた天保14年(1843)の
木造大仏も昭和48年建物とともに焼け落ち、今は豊国神社裏に残る礎石に往時をしのぶばかりです。