石山寺東大門 (重文・鎌倉)

   奈良時代、聖武天皇の東大寺造営に際し、良弁僧正はこの地で如意輪観音に念じ、仏の加護
を得て奥州金華山から黄金が産出し、大仏の無事完成をみました。

その後、聖武天皇の勅願により、良弁僧正を開山として石山寺は創建されました。

平安時代には朝廷や貴族の参詣が多く、源氏物語、枕草子、蜻蛉日記など
多くの文学書に石山寺は記されています。

現在では西国三十三箇所観音霊場13番札所としての信仰を集めています。