硅灰石と多宝塔 (国宝・鎌倉) 境内を覆うようにそびえる白い岩は、石山の名の由来ともなっている硅灰石と 大理石の混合岩で国の天然記念物に指定されています。 後ろの多宝塔は建久5年(1194)の墨書銘があり、源頼朝寄進と伝えられるわが国最古の多宝塔です。 その右手には月見亭があり、ここから眼下に瀬田川を望み、金勝山から昇る月の風情は 近江八景のひとつ「石山の秋月」として知られています。