伏見桃山城

第5期伏見城は、230年を経て昭和39年に伏見桃山城キャッスルランドとして復興いたしました。
今天守閣のある場所は、昔の位置ではなく伏見城のお花畑山荘といわれた場所になります。

天守閣は姫路城の天守閣を模して、
小天守閣は彦根城の天守閣をを模して鉄筋コンクリートで造られました。
昭和時代には一大遊園地として栄えましたが、
平成15年不況によって没落、今は閉鎖された状態で、
伏見の町のシンボルとして外観を維持しています。

伏見桃山城と名付けられていますが、昔の城は伏見城で当時は桃山という地名はありませんでした。
廃城後、江戸時代になって城跡に桃が植えられ桃畑となり、
桃の花の美しさは吉野の桜をしのぐといわれ、
文人墨客にも親しまれ、この辺りはいつしか桃山と呼ばれるようになりました。

歴史に残る伏見城は4期を通して31年ですが、この桃山城は今年で築城53年が経ちました。
桃山の大名屋敷の名を残す町名、そしてあちこちに残る城下町の面影など桃山散策の興味は尽きません。 

大手門                                 伏見城公園         

                

伏見桃山城の碑                               伏見城公園桜