まなびの森ミュージアム

この建物は京都教育大の教育資料館として現在使われていますが、
元は明治30年この地に旧陸軍第19旅団司令部が置かれたときの建物です。
第19旅団のもとに歩兵第38連隊が置かれていましたが、明治41年には第16師団に統括されました。

藤森神社には京都歩兵連隊跡の碑があります。
藤森神社の東、教育大の敷地には第38連隊の本部があり、
大正14年に第38連隊が奈良へ移ると代わって第9連隊が駐屯しました。

この地でおおよそ50年にわたり、10万を超える将兵たちが
苦楽を共にした深草兵舎の歴史がここに記されています。

第9連隊は昭和19年12月8日マニラのレイテ島で全員が玉砕し、その歴史を閉じました。
現在の京都医療センターも、元は陸軍の衛戍病院につながります。
また当時京阪藤森駅は「師団前」と呼ばれていました。

まなびの森ミュージアム入り口                      学びの森ミュージアム 内部         

            

京都歩兵連隊跡碑                      歩兵連隊跡碑のある藤森神社