琵琶湖周航の歌発祥の地 今津 

琵琶湖周航の歌が大正6年旧制第三高等学校(現京大)の
ボート部学生によって作られて今年で百年目を迎えました。

三高のボート部では毎年6月にボートで琵琶湖一周をするのが恒例になっており、
大津の三保ヶ崎を出発したクルーは近江舞子で1泊し、
6月28日、2日目の夜をここ今津で迎えました。

夜のくつろぎのひととき、メンバーのひとり小口太郎がボートの中で
こんな詩を作ったと披露したのが琵琶湖周航の歌詩でした。
その当時歌われていた吉田千秋作の「ひつじくさ」のメロディに合わせて皆が歌いました。

その後詩は補完され、三高寮歌として皆に愛唱され、歌い継がれてきました。
昭和46年には加藤登紀子が歌い全国に大ヒットしました。

琵琶湖周航の歌誕生の地今津港には周航の歌の歌碑があり、
近くに琵琶湖周航の歌資料館もあります。

今回はその歌詞に合わせて琵琶湖畔を訪ねます。


湖北の琵琶湖  正面はるかに雪の伊吹山を望む

 白鬚神社 湖中の鳥居            琵琶湖の夕陽             堅田 明治j時代のランプの灯台