志賀の都
1 我は湖の子 放浪の 旅にしあれば しみじみと
昇る狭霧や さざなみの 志賀の都よ いざさらば
2 松は緑に 砂白き 雄松が里の 乙女子は
赤い椿の 森蔭に はかない恋に 泣くとかや
旧制三高生のボートは今の大津競艇場の辺り、三保ヶ崎をスタートし
湖西から湖北、そして湖東へと時計回りに漕ぎ出し、
歌の歌詞もそれに伴って詠まれています。
最初の大津の宮は天智天皇によって三保ヶ崎の奥に定められ、
今も天智天皇は近江神宮に祀られています。
志賀の都を後にしたボートは、雄松が崎今の近江舞子で一泊します。
琵琶湖から見る比叡の山並み 湖岸は三保が崎の辺り左に競艇場も見えます
天智天皇を祀る近江神宮 志賀の都址 松の緑と湖面