長浜の街散策
長浜駅前に秀吉と三成の出会いの像があります。
三成が観音寺の小姓のとき、秀吉が寺へ立ち寄りお茶を所望して、
三成がぬるいお茶から徐々に熱いお茶を差し上げ、
秀吉にその才を認められた「三献の茶」の話があります。
長浜の街には街道、そして城下町の風情があります。
黒壁ガラス館は明治33年に建てられた元銀行の洋風木造建築で、
世界のガラス製品を陳列して今人気のスポットです。
その近くの曳山博物館では、例年4月13~15日に行われる
長浜八幡宮の例祭曳山祭の曳山の実物が見られます。
秀吉が長浜城主のとき、男子が誕生した祝いに町人に砂金を贈り、
その金で曳山を造ったことに祭の歴史は始まります。
祭当日には4基の曳山が街に繰り出し、
山に作られた舞台の上で5歳から12歳の男の子たちが本格的な歌舞伎を演じます。
湖国3大祭りのひとつに数えられ、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
最後の大通寺は真宗大谷派長浜別院として知られています。
この本堂は、伏見城の殿舎を京都東本願寺の御影堂として移し、
さらに承応年間(1652~4)に大通寺の本堂として移築されてきました。
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