大徳寺 真珠庵 

大徳寺の塔頭真珠庵で
襖絵の新調に伴い、9月1日から特別公開が行われています。

公開に先立ち関係者の内覧会がありました。
この日は特別に写真も許され、ホームページに掲載することも許可をいただきましたのでご紹介いたします。

大徳寺は臨済宗のお寺で、真珠庵は頓智でおなじみの一休宗純和尚を開祖として創建され、
応仁の乱で焼失した後、延徳3年(1491)に堺の豪商、尾和宗臨によって再建されました。

方丈は寛永15年(1638)の再建で重文に指定されており、
内部には一休和尚の像が安置されています。
そして襖絵は長谷川等伯の水墨画12面(重文・桃山)、
曽我蛇足の水墨山水図29面(重文・室町)が納められていました。

しかし約400年以上を経たこれらの襖絵は今回修復されることになり、
方丈にはそれらに代わって現代作家6名によるモダンな襖絵45面が新調されました。

 一休和尚画像                       方丈               
             
 方丈庭園          表門