赤野井別院

なぎさ公園から車で15分ばかり南へ走ると、
道路を挟んで本願寺の赤野井西別院、東別院があります。

室町時代に本願寺中興の祖と言われた第8代蓮如上人は、
京都から度々布教のため近江に足を運び,この地に道場を開いたことを起源とします。
本願寺の門徒となった地元の人々によって(西別院)顕聖寺が建てられ、
蓮如の6男蓮淳が初代住職を勤めました。

その後、12代教如上人は引退後大谷派の別派を開き、ここに新堂を建て東別院大恩寺としました。
東別院には教如上人の御廟があります。
この辺りには蓮如ゆかりの史跡は多く、その一つに箸塚があります。
蓮如が湖から上りこの地で食事をされ、
その時の箸を土に刺しておかれたのが柳の木に成長し、今箸塚として伝えられています。

 西別院本堂   東別院本堂 
   
       東別院教如廟          箸塚