南座の顔見世

  南座に役者のまねきが上り、1130吉例顔見世の初日を迎えると、
京の町には華やかな内にも師走のあわただしさが感じられます。
顔見世は、むかし座主と役者は
1年毎の契約であり、
12
月に次年度の役者のお披露目をしたことに由来します。

阿国歌舞伎は四条河原が発祥の地であり、南座は元和年間(1615〜1623)
幕府よりこの地に許された七座の伝統を今に伝える唯一の芝居小屋です。