歳末の錦市場

  京のお台所と呼ばれる錦小路は、
歳末ともなれば約
130の専門店が軒を並べ正月準備の客の呼び込みに活況を呈します。

平安時代は具足小路と呼んでいたのを、
村上天皇が四条通り南の綾小路に対比して美しく錦小路と名づけました。

室町時代から市が立ち始め、
江戸初期には幕府公認の魚市ができ、中期には青物市も加わり
今の錦市場の原形が作られました。