菅原院天満宮神社

菅原院天満宮は烏丸通りに面し丸太町を少し上がった御所の西に在ります。
この地は道真公の祖父清公、父是善、道真の3代の屋敷菅原院のあった場所です。

道真公の誕生地については、菅大臣神社、吉祥院天満宮にも道真公産湯の井があり
諸説定かでありませんが、ここにも産湯の井が残されています。
その石枠は平安時代のものといわれます。

道真公は承和2年(845)6月25日の丑歳生まれです。
亡くなったのは2月25日で、北野天満宮では毎月25日に縁日が開かれています。

道真公は都落ちの道中で政敵藤原時平の派遣した賊に襲われ、
そのとき牛が賊の腹を突き刺して道真公を救ったという伝承もあります。

道真公は菅家のためにこの地に歓喜光寺を創建されましたが、のちに寺は六条河原院に移り、
跡地は道真父祖3代を祀る菅原天満宮神社となりました。
境内には菅公遺愛の石灯篭も残されています。


 牛のお守り   本殿 
           

道真公産湯の井 

 道真公遺愛の灯篭