大津祭曳山展示館

大津百町とは江戸時代大津の町割りが100町もあり、その繁栄ぶりを表す言葉です。 
     
 平安時代から大津は港町として栄え、
秀吉のころには坂本から城が移されて、城下町として今の街並が形成されました。
やがて、関ケ原の戦いで大津城は西軍に焼かれ、戦後城は膳所へ移っていきました。
しかしその後も東海道の宿場町として大津の繁栄は続きます。

しかし今は少し寂しくなった街並にその歴史を訪ねてみました。
アーケードの続く大津の繁華街丸屋町の中ほどに大津祭曳山展示館があります。

大津祭は毎年10月体育の日の前日が本祭で13基の曳山が町を巡行します。
祭は江戸時代、初期の寛永15年(1638)に始まり、日吉山王祭、長浜曳山祭とともに湖国三大祭に数えられています。

曳山展示館の中へ入ると1階正面に原寸大の曳山の模型が展示され、
2階には曳山の豪華な懸装品が並び、曳山巡行の様子やからくりなどがビデオで放映されています。

 大津祭曳山模型  曳山のからくり人形
             
 
 曳山展示館入り口
 
大津祭巡行風景