時代祭

平安神宮は明治28年、平安遷都1100年を記念して平安京に都を遷された桓武天皇をご祭神として創建され
、昭和15年に平安京最後の天皇となった孝明天皇が合祀されました。

この1100年記念行事は10月22日から25日の3日間で
最後の25日平安京1000余年の歴史を各時代の人物風俗でもって再現した時代行列が行われました。

その後平安神宮の祭礼として、平安遷都がなされた10月22日に毎年行われるようになりました。
今では葵祭、祇園祭とともに京都3大祭りに数えられています。

この日は平安神宮から桓武、孝明両天皇の神霊が遷された2基の鳳輦が京都御所建礼門の前に並び、
10時30分から行在所祭が行われ、神饌が献じられ白川女による献花奉仕もあります。

正午に出発した行列は建礼門の前から堺町御門を抜けて丸太町通りを西に向かい、烏丸通りを下がります。
先頭は維新勤皇隊列で、明治維新のとき山国村(現京北町)から官軍に参加した山国隊の姿を継承しています。


 建礼門前行在所祭 鳳輦

 白川女 献花
           

 維新勤皇隊

  行列の先頭