鎌倉 平安時代
 平安神宮還御


鎌倉時代の城南流鏑馬列では後鳥羽上皇が北条氏追討のために、
城南宮に流鏑馬の集いと称して集められた狩り装束の武士集団が並び、
平安時代では藤原公卿参朝列に続いて平安時代婦人列には清少納言、小野小町も見られます。

時代祭りの行列も三条通りから神宮道へ折れると正面に平安神宮が見えてきます。
桓武天皇、孝明天皇の神霊が納められた2基の鳳輦も平安神宮へ還御されます。

平安神宮の建物は、明治28年平安遷都1100年に合わせてここ岡崎で行われた「第4回内国勧業博覧会」のパビリオンとして、
平安京の政治が行われていた朝堂院の建物を8分の5に縮小して復元展示された建物を神殿としています。
拝殿は大極殿、回廊に結ばれた左右には青龍楼、白虎楼があり、正面の門は応天門と呼ばれています。

時代祭には2000人が参加し、有職故実に裏付けされた衣装、歴史に名を遺す幾多の人物の登場に、
平安京1200年の歩みを目の当たりに実感できるひと時でした。

平安神宮参道を行く白川女 

 鳳輦

            
清少納言 
 小野小町